演技性パーソナリティ障害は「水面下で多い」
演技性パーソナリティ障害(HPD)は診断名として表に出ることが少なく、水面下で非常に多い特性だと言われています。
明るく社交的で、感情表現が豊かなため、問題が深刻化するまで周囲が気づきにくいのが特徴です。
家庭内でも「元気そう」「楽しそう」に見え、親御さん自身が違和感を言語化できないまま、問題が進行してしまうことがあります。
しかし内側では、常に注目や賞賛を求め続ける不安定さを抱えているケースも少なくありません。
HPDは問題行動よりも「性格」や「個性」として受け取られやすく、医療や支援につながりにくい傾向があります。
対人関係が表面的に円滑なため、支援者側も深刻さを見誤ることがあります。
その結果、問題が顕在化する頃には生活や人間関係が大きく崩れているケースも少なくありません。

注目・賞賛への欲求が強く、自己価値が揺らぎやすいい
HPD傾向のある娘さんは、外見や性的魅力で評価されることで自分の価値を感じやすい傾向があります。
感情表現も誇張されやすく、喜びや悲しみを大きく示すことで人との距離を縮めようとします。
親密さを時間や信頼で築くより、「演出」によって関係を作る方が安心できるため、安定した人間関係が育ちにくくなります。
その結果、評価が得られない状況では強い空虚感に襲われ、次の刺激を求めてしまいます。
注目を失うことは、HPD傾向のある娘さんにとって「存在価値が消える感覚」に近い苦痛です。
ホストクラブでは、お金さえ払えば注目が得られ、過剰な誉め言葉によって存在価値や自己肯定を感じることができます。
似たようなことは風俗の世界でも起きており、容姿が良ければもてはやされ、対価(お金)をたくさん得ることで「自分には価値がある」と確信を得ることができます。
こうしたお金を軸とした関係性の中では、一時的な安心を与える一方で長期的な安定を得ることはできません。

ホスト・風俗が“成功体験”になりやすい理由
ホストや風俗の世界は、容姿や雰囲気が評価されやすく、「求められている感覚」を即座に得られる環境です。
感情表現が仕事として肯定されるため、HPD傾向のある娘さんにとっては非常に相性が良く感じられます。
褒められ、必要とされ、注目を集める体験は「自分はここで通用する」という成功体験になりやすく、抜け出しにくくなります。
表面的には楽しそうに見えるため、家族や周囲が危機感を持ちにくい点も問題を深刻化させます。
ホストや風俗の世界では、感情の揺れや大げさな表現さえも「魅力」「武器」として評価されます。
否定されにくい環境は安心感を与える反面、自己矛盾に気付いたり反省するための貴重な機会を奪います。
成功体験が積み重なるほど、外の世界に戻ることが怖くなり、依存が深刻化していってしまいます。

相談では足りない領域を担うJECセンターの入所支援
こうした問題は、話を聞くだけの相談や短期的な支援では根本的に変わりにくいのが現実です。
JECセンターは、娘さんを生活ごと受け入れ、注目や評価に依存しなくても成り立つ日常を再構築します。
同時に親御さんにも介入し、これまでの娘さんとの関わり方や役割を見直します。
民間施設だからこそ時間をかけて娘さんと向き合い、人間関係の土台を育て直すことができます。
「預け先がない」と感じたときこそ、家族ごと立て直す選択肢として、JECセンターを頼ってください。
HPD傾向は「やめさせる」だけでは変わらず、関係性の学び直しが不可欠です。
生活の中で評価されない時間や、何もしなくても受け入れられる経験を重ねる必要があります。
その過程を家族と切り離さず、同時に支援できる点がJECセンター入所の大きな意義です。

JECセンター各種サポート
【総合効果】
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・心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される
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