娘を守りたい一心の母の苦悩

 

高校2年生のBさんは、学校や友人関係のストレスからOD(オーバードーズ)や自分の腕を切る(リストカット)自傷行為を繰り返すようになり、パパ活までやるようになりました。

 

母親は「なんとか助けたい」と夜中まで傷の手当てなどをし、精神科にも連れて行きましたが、Bさんは通院を拒否。

 

家にいる時は部屋に閉じこもり、家族の声かけにも反発し、次第に母の心も追い詰められていきました。

 

「私の育て方が悪かったのか」と自分を責める日々。

 

しかし、このままでは命の危険や将来の社会生活への影響が避けられないと感じていました。

 

 

パパ活や自傷行為は単なる衝動ではなく、自己肯定感の低下、家庭内のコミュニケーション不足、いじめや孤立、トラウマ体験など、複雑な要因が絡み合って起こります。

 

放置すれば傷の悪化、薬の大量摂取による常態化、パパ活による性感染症のリスク、さらに重度のうつ状態や社会的孤立へと進行する恐れがあります。

 

家族だけで解決しようとしても、本人の心理的抵抗や感情の爆発に対応するのは困難です。

 

こうしたケースでは、第三者である専門機関の介入が必要不可欠です。

 

 

 

Bさんの母が頼ったのがJECセンターでした。

 

JECは、パパ活や自傷行為など、問題行動を起こす娘の心理ケアに特化し、全国でも数少ない民間の更生を支援する入所施設です。

 

入所前には親子体験入所が可能で、施設の雰囲気や面談を実際に体感できます。

 

入所後は、経験豊富なスタッフが家族の一員のように寄り添い生活習慣の改善や感情コントロールの方法、自己理解を深めるサポートを行います。

 

本人を施設まで連れてくることが難しい場合にも、安全かつ具体的な方法を助言してくれます。

 

 

母はLINEや電話で娘の様子を常に共有され、安心して見守ることができました。

 

数か月後、Bさんは徐々に落ち着きを取り戻し、母と冷静に話し合えるようになり、将来は福祉関係の仕事に就きたいと語るまでに成長。

 

退所後はアルバイトやボランティア活動を通じ、社会生活を送れるまでになりました。

 

母は「預けて本当に良かった」と笑顔を取り戻しました。

 

もし今、娘さんの自傷行為や孤立に悩んでいるなら、一人で抱え込まず、まずはJECセンター相談してください。

 

それが親子の未来を守る第一歩になります。