1.ゲームさせないなら死んでやる!
今、未成年のお子さんのゲーム課金が社会問題になっています。
親のクレジットカードから勝手にお金を引き落として課金してしまう事件が後を絶ちません。
スマホ取り上げようものなら殴る、蹴る、死ね、ふざけるな、返せ!と暴れっぷりを見せます。
時には警察沙汰になるほどひどい時もあり、全く問題解決に至らず頭を悩ませる親で溢れています。
親として、「なぜゲームにこれほどお金をつぎ込めるのか?」と理解に苦しむことでしょう。
その理由の一端がまさか自分たちにもあるとは知らずに…。
ゲームの中には、現実世界では味わえないような「自由な選択」や「達成感」などが満ち溢れています。
反対に、現実世界では親の敷いたレールの上を生きてきたお子さんがたくさんいます。
そうしたお子さんの多くは、自分で選択する機会が極端に少なく、つまらない人生を歩んでいます。
親のお眼鏡に適わなかったものは「ダメ」で、親の気に入ることができれば「良し」とされます。
自分で選んでないものに対しては何の責任感も、価値も、意味すらも感じません。
ただ「親のため」という理由を除けば、それは特に思い入れのないものとなります。
きっと親の言うことを延々と繰り返してきてしまったお子さんは、何の達成感もなく生きてきたことでしょう。
そんな中出会ったゲームというものは、自分の思った通りにできて、達成感もあって理想の世界そのもの。
そのような自分の理想の世界を取り上げられたら「死んでやる!」と叫びたくなる気持ちもわからなくもありません。
2.ゲーム課金には心のケアが必須
当施設では、心理学マインドに基づいた宿泊休養による「心の休息」を提供しています。
未成年のうちからゲームに高額な課金をしてしまうようなトラブルに関しても、
大半はその心の中にこそ大きな原因があると考えています。
その原因の大元とされる親子関係、人間関係などは、すぐにどうこうできるものではありません。
まずは空虚感を埋めたくてゲームに没頭している心を救う必要があります。
宿泊休養の中では、ゲーム以外の、現実での楽しみを知る機会で溢れています。
スタッフや仲間たちとの何気ない会話や、セラピー活動で身体を動かしたりおでかけしたり。
美味しい手料理を食べたり、疲れて夜はぐっすり眠ることだって。
当たり前のようで今までできていなかったことを、改めて実感してもらえることも醍醐味です。
私ども専門家とご家族とが連携し、ともにお子さんの心の理解を深めていくことで
終わりの見えなかったゲーム課金に終止符を打つことは可能です。
今がチャンスと思って、ぜひご相談ください。
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