一人暮らしの娘に異変
「一人暮らしだから自由にしているのだろう」と思っていた娘さん。
ある日、母は娘がガールズバーで働いていることを告げられました。
何も悪びれない娘の口ぶりから、「特にやましいことはない仕事なのだろう」くらいの認識でした。
しかしふたを開けてみれば、毎日深夜帰宅を繰り返し、昼間はずっと寝ているという生活が続いていたそうです。
母親様子を見に昼間訪ねても反応がなく、心配して送ったLINEメッセージにも夜まで既読が付かない始末…。
心配する素振りが多くなってくると「放っておいて」と突き放され、親子の距離は広がるばかり。
さらに追い打ちをかけるように、娘が風俗にまで足を踏み入れてしまったことを娘の友人づてに知った時、母はショックを隠せませんでした。
親の知らぬ間に堕ちていく娘
ガールズバーは「カジュアルで安全」というイメージがある反面、夜に営業するその職業柄、キャバクラや風俗といった夜職の話に触れる機会があります。
そこで「もっと稼げる仕事がある」と知ってしまった娘さんが風俗へと移行してしまうことも珍しくないのです。
ガールズバー自体、一般的な居酒屋バイトなどに比べたら、2~3倍の時給であることも多く、魅力的な仕事です。
しかしその延長線上に、さらに高時給で効率的に稼げる風俗があると知ってしまったら、人によっては簡単に転職してしまうのです。
望ましくない道へと進んでしまう娘がいても、一人暮らしという環境がその発覚を遅らせてしまうことが、親にとって一番の悩みというわけです。
そしていざその事実を知ったとしても、母の説得で止められるタイミングはとっくに過ぎています。
対話は手遅れではない
JECセンターでは、こうした問題に直面した親御さんから相談をいただくことがあります。
「もう娘を説得することは無理なんでしょうか…」
母親の落胆と諦め混じりの声からは、その苦労と悩みの大きさが伺えます。
そんな母親にかける言葉は、単なる気休め程度であってはいけません。
「お母さん、娘さんと私たちとで一度話し合ってみましょう」
予測や思い込みで語るのではなく、JECセンターでは親子の対話を何よりも大切にしています。
親子だけでの対話が難しい場合には、間にスタッフが入り、三者面談のような形で娘さんの本心を引き出します。
何を考え、何が不満で、何に悩んでいるのか。
そういった部分をはっきりさせていくことで、何をすべきかが見えてきます。
どうやって救う?具体的な方法
「ガールズバーから風俗へ」という流れもあれば、「ホスト通い」「メン地下」「メンズコンカフェ」など、娘さんが目移りする可能性を秘めた夜の世界はいくつもあります。
放置してしまえば借金、体調不良、人間関係の破綻といったさらなる問題に発展していくリスクは避けられません。
そういった娘さんに立ち直るきっかけを与えたい時、JECセンターは唯一の民間の心理宿泊施設として家族サポートを提供しています。
母親の「どうしたらいいのか…」「私が悪かったのか…」といった強い不安や頭から離れない悩みに寄り添います。
「お母さんの悩みはごもっともです。ですがそこまで全ての責任を負うことはありませんよ」
娘さんに対しては、まず今の環境を変えてもらうことを提案します。
今の生活を続けている以上、何かを変えることは非常に難しいため、短期的であっても環境を変えてみるというアプローチは必要です。
次に、新天地にて心理的な休養を取り入れることで、娘さんは安全な空間で心身を整え、自分を冷静に見つめ直す時間を持つことができます。
また、家族サポートを通じて、引き続き母親の不安や罪悪感を和らげながら、親子関係を再構築するための手助けをします。
スタッフは単なる相談相手ではなく、家族の一員のように娘さんの心に寄り添い、母では入り込めなかった部分に耳を傾ける存在です。
その過程で得られた娘さんの本音は、スタッフから母へと共有され、母も娘を理解する糸口を掴むことができます。
母一人で抱え込むのは限界がありますが、専門家であるJECセンターが介入することで、状況を大きく変えるきっかけを得ることができます。
環境を変え、心理休養を通じて心を落ち着け、家族全体で折り合いをつけ、社会自立(社会復帰)を心理面から支えます。
その一歩は「相談してみよう」と思った瞬間から始まります。
今まさに娘さんの行動に悩み、眠れない夜を過ごしている親御さん。
どうか一度、JECセンターへお電話ください。
*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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