・家に戻っただけでは解決しない。
帰宅時間が不規則になり、夜間にこっそり外出することが増えた娘さん。
高価なブランド品が増え、何度問い詰めても
「バイトしてる」「友達にもらった」とはぐらかす。
スマホを手放さず、誰と連絡を取っているのかも分からない。
お金の流れが不明瞭で、時には「お金を貸して」と言ってくることも。
売春をしているのではないか—そんな疑いが頭をよぎるものの、
確証がなく、どう対処していいのか分からず、ただ恐怖と不安に押しつぶされそうになる…。
単にお金が欲しいからではなく、
娘さんの心の中には何かしらの孤独や不安があるかもしれません。
自己肯定感が低く、誰かに必要とされたい、
愛されたいという気持ちが根底にある場合もあります。
あるいは、家庭での居場所のなさや、
親御さんとのコミュニケーション不足が背景にあることも。
問題の本質を見極めずに、行動だけを制限しようとしても、
娘さんはより過激な手段に出るかもしれません。
「もう危ないことはしない」と約束させても、それが本心とは限りません。
一時的に親御さんの前でおとなしくしていても、
根本的な心の問題が解決しない限り、
また同じ行動を繰り返すリスクがあります。
娘さんを安全な環境に戻すことは大切ですが、それ以上に、
どうすれば娘さんが自分自身を大切に思えるようになるのかを考えることが必要です。
JECセンターは、心理を中心にホスト依存を専門とした
日本唯一の宿泊型施設であり、問題行動の表面だけでなく、
その背景にある娘さんの心理に寄り添い、必要なサポートを提供します。
施設内では、安心できる環境のもとで心のケアを行い、
専門スタッフが心理学マインドを通じて会話をし、
娘さんの気持ちを丁寧に整理していきます。
また、親御さん向けのサポートも行い、娘さんの行動の背景を理解し、
どのように向き合えばよいのかを一緒に考えていきます。
娘さんの行動を止めることだけが解決ではなく、
娘さん自身が「なぜそうしてしまったのか」と向き合える環境を整えることが重要です。
そして、娘さんが戻ってきた後も、親御さんがどのように接するかによって、
その後の人生が大きく変わります。
「怖くて待てない。このままでは手遅れになるかもしれない」と感じたら、
JECセンターに電話又はメールにてご相談ください。
親御さんと娘さんの未来を守るため、私たちが全力でサポートします
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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