
変わってほしい。でも進まない家庭の構図
「このままでは将来が不安」「娘には早く変わってほしい」
そう願いながらも、娘に何をしてあげたらいいのかわからないという親御さんは少なくありません。
あるご家庭では、夜中に過食嘔吐を繰り返す娘さんに対し、母だけが強い不安を抱えていました。
食べた後に罪悪感で「死にたい…」と泣く娘を前に、母はただ話を聞くことしかできませんでした。
一方で、父は家の中のことは任せたと言わんばかりに娘の事には触れたがりません。
母が相談を持ち掛けると、「忙しいからそっちで考えてくれ」と消極的な態度を取るため、孤独に娘の不安を抱えていました。
次第に家庭内の焦りと温度差は広がり、母は「この状態がいったいいつまで続くのだろうか…」という恐怖を感じていました。

早く解決したいのに“待ち”に徹する家族
「なぜ母は焦りや不安を抱えているのに行動を起こさないのか?」
「父はどうして娘の問題行動に積極的に介入しようと思わないのか?」
娘には“早く良くなって欲しい”と願う一方で、行動に移せない家族が数多く存在しています。
この現象について、家族心理学では影響の度合いが小さいほど危機感を持ちにくいためであるとの指摘があります。
父は直接その瞬間に立ち会うわけではないため、母よりも深刻度を想像しにくいことが考えられます。
しかし母は、娘と日常的に向き合う時間が多い傾向があるため、その影響も大きいと考えられます。
ではなぜ母は行動に移せないのでしょうか?
問題を放置した場合、自然に解決する保証などどこにもないのに…。
実際、JECセンターへ寄せられた話の中には、母が孤軍奮闘状態で5年、10年と悩みが固定化し、娘の依存や希死念慮が悪化したケースも確認されています。
結論から言うと、母が行動に移せない背景は怠慢でも意地でもなく、母なりの必死さや娘への愛情・自己否定・孤立などが絡み合っています。
そして、いよいよ限界まで我慢した結果、初めて相談するといった流れがよく見られます。

早期解決を望むなら専門家の力が必須
JECセンターは、娘さんの問題行動や家族関係を改善したいと願っているのに行動を起こせない親御さんたちへ、必死に呼びかけています。
もちろん、「出来れば自分たちだけで解決したい」といった意見が多いことも承知しています。
しかし、問題の長期化や慢性化を望まれる家族がどこにいるしょうか?
“苦しみから一刻も早く解放されたい”と感じているのであれば、迷わず私たちのような専門機関に相談してください。
はっきり言えることは、「専門家の介入によって早期解決が望めるようになる」という事実です。
解決を望まれているのに何か相談に踏み切れない理由があるようでしたら、そうした理由も含めてご相談いただければと思います。
私たちJECセンターは、これまでも様々な事情をお抱えの家族と向き合い、そのサポートに徹してきました。
幸いなことに、私たちが関わった家族のほとんどが親子の歩み寄りや折り合いを実感し、娘さんの変化や成長を体験されました。
それらは全て、「早く娘を救いたい」「苦しい今から抜け出したい」と願う家族が、勇気を出して一歩踏み出した結果です。
専門家の力を借りることでやみくもに対応することなく効果的な対応が可能となり、解決までにかかる時間は大幅に短縮できます。
逆に家族だけで頑張ってしまうと、いつ終わるかもわからない課題と向き合うことで個々の精神的・肉体的負担は増加していく一方です。
「早くなんとかしたいけど、まず何をすればいいか分からない」
そんな時こそ、JECセンターの相談や面談をご利用ください。
私たちが一緒に問題と向き合い、状況を整理し、専門家の視点から家庭に合った最短ルートを探すお手伝いをします。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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