わが子との会話が上手くできないときは?

 

わが子との会話が上手くできないときは、会話(重要な決定や判断)をムリに持つ必要はありません。親として「気にかけてる」「心を配ってる」などの見守り姿勢を保ちつつ、親御(ご家族)さん自身にとってムリのない交流に配慮していただければと思います。

時には、お子さん(パーソナリティ障害のあるお子さん)から激しい訴えや不満などを受ける場面もあるでしょう。それらに対しても、「気にかけてる」「心を配ってる」の姿勢を維持して、冷静な会話ができるタイミングを忍耐づよく待つことが大切でしょう。

とは言え、問題状況によっては、親御さんが自身の気持ちの整理をしづらい時もあるでしょう。そんな時は、親(家族)の気持ちに寄り添ってくれる方や専門機関(支援者)に相談してください。ご自分の気持ちや頑張りを分かってもらえるだけでも、お子さんと向き合う気力は生まれてくるものです。