皆さん、こんにちは。

今回は、当センター専属スタッフ(夜勤担当)である山崎洋スタッフに、当センターのご利用を検討中の保護者様へのメッセージを紹介したいと思います。

保護者の皆様へ

センターへ身内を預ける身として心中様々なお考えがあることと存じます。

抱える問題や家庭の形はそれぞれですが、実際に入所されて、研修生に相談される悩みの中でも、いくつか保護者の皆様と深く関係する内容のものがあり、多くの人から同じ相談を受けてきましたので、参考までに紹介したいと思います。

金銭的な負担:

僕はこれまでに、研修生から「自分のせいで親に大金を負担させてしまって申し訳ない・・・」という意見を多く聞きました。

きっと保護者の皆様からすれば、納得されて支払っている事であると思われますし、入所している本人に、どうこうしろとは思っていないはずです。

そんな考えとは裏腹に、肝心な「抱えている悩み」に加えて「お金の心配」、「親への申し訳なさ」で悩んでしまっています。

この状況はとても不本意です。こうならずに、自分の悩みに集中して解決してもらう為にも、入所前によく話し合って「心配いらない」ということをしっかり認識してもらい、「安心」させてあげて下さい。

不 仲:

「身内と仲が非常に悪く、喧嘩ばかりしてしまう」という意見も少なくありません。

ですが、意外なほどにそういった相談を持ち掛けてくる人ほど、逆に「仲良くなりたい!」「愛されたい」と思っています。

上手にコミュニケーションできずに衝突してしまっているのだそうです。

感情的にならず「大人」になれる方が冷静になり、一歩引く事が大事だとアドバイスした記憶があります。

それは、お互いに必要なことでもあります。どうしても1対1では建設的な話をすることが困難であるならば、信頼のおける人を間に挟んでも良いと思います。

コミュニケーションをとることを決して諦めないであげて下さい。

最後に:

まとめとなりますが、やはり一番重要なのは「信じてあげる」こと。

そして「応援してあげる」だと僕は思います。保護者様を含む関係者様からのそういった励ましが、本人達の大きな力になっていることは、僕がみてきて確信したことの一つです。

僕を含むスタッフ全員で、研修生の力になれるよう努めて参ります。是非、協力してください。