連日、猛暑日が続いています。みなさんの健康管理に役立てて頂けるように「熱中症」についての予備知識をご紹介したいと思います。
熱中症はどうして起こるのか?
気温が高くなると私たちは汗をかくことによって、体温を一定に保つという機能が備わっています。しかし、汗を大量にかきすぎると体内の水分や塩分が不足し、脱水状態になり、やがて熱中症になってしまいます。
熱中症になってしまったら?
- 日陰などの日差しの避けられるなるべく涼しい場所へ移動し、衣類を緩めて安静にする。
- 水分が摂れる状態であるなら少しずつ何度も飲む(スポーツドリンク等が好ましい)
- 首やわきの下や太ももの付け根を冷やす(太い血管が通っている所)
意識がはっきりしない状態や、水分が摂れない状態である場合は救急車を呼ぶ。
予防方法を積極的に実践しよう
- 飲み物はなるべく冷た過ぎないものを飲むようにする(冷え過ぎはあまりよくない)
- 飲み物を持ち歩き、なるべくこまめに飲むようにする。
- 起床時、運動の前後、入浴の前後、就寝前が水分補給のタイミング。
- 屋内でも室温が28℃を超えないように冷房を活用する(冷やし過ぎにも注意)
- 栄養のバランスを考え、食事をしっかりとる。
- 睡眠や休息をとって、気力と体力を充実させて過ごすよう心がける。
- 日中は直射日光を避けるために帽子や日傘を活用する。
- 汗を多くかく日は塩分もほどよくとる(医者に制限されている方はよく相談してから)