皆さん、こんにちは。
私は20年以上にも渡り、パーソナリティ障害を専門として日々心理臨床に励んでいますが、これまでに本当にたくさんの親御さんにお会いする機会がありました。

もちろん、我が子が何かしらの問題をもっている状態で相談にお越しになるわけですが、その多くは我が子の将来を真剣に想い、「何とかしたい!」「必ずどこかに助けがある!」と信じ続けて、行動している方達です。

別の見方をすれば、我が子の将来を真剣に思う気持ちが弱い親御さんの場合、残念ながら現状に何の変化も起こらないことが多いようです。

今回は、「覚悟」をお持ちの親御さんにみられる共通点・傾向についてご紹介したいと思います。

必ず助かる!救えるはず!

まず、覚悟を持った親御さんの共通の訴えには、「我が子はまだ助かるはず!救えるはず!」と信じ続けている傾向があります。要は、どんな状況になろうとも諦めていないということですね。

親という立場であれば、誰しもそう思っているんではないかと思われる方もいるかもしれませんが、中には「もう我が子とは一切関わりたくない・・・縁を切りたい・・・早くいなくなってほしい」と願っている親御さんも少なくありません。

そのくらい、子どもの問題行動に色々と振り回され、疲れ切ってしまっているんですね。

残念ながら、親御さんに諦めてしまっている気持ちが強い場合、なかなか状況が改善されず、逆にどんどん悪化してく傾向が強いように思われます。

なぜなら、真剣に向き合ってもらえないことで、子ども側は、孤独感を抱き、恨みや憎しみが溜まってくるからです。

大切にしているモットー

私は人格障害研究センターを設立してから、大切にしているモットーがあります。

それは、当センターにたどり着いて下さった方達・ご家族だけに、私たちの専門的支援をお届けできれば、それで良いと言うことです。

当センターには、これまでに沢山のテレビ局や情報誌などから取材の依頼を受けてきましたが、全てお断りしています(他に当センターに類似する施設がないからです)。

大きな広告媒体を利用すれば、多くの人達に当センターのことを認知していただけるというメリットもありますが、私はデメリットの方が多いと考えているのです。

なぜなら、大々的に当センターが認知されることで、多くのご利用者様が増えるかもしれませんが、私たちの支援体制には限界もあります。

そして、何より、私たちはパーソナリティ障害者への心理支援の「質」に自信を持っています。そこだけは、これからも落としたくないと思っています。

私は、そんな理念を持ち続けて、当センターをこれまで運営してきました。

そして、これからも決して変わることはありません。

本当に我が子の将来を願い、未だに諦めていないというご家族だけを対象に、限定した枠で、私たちの支援を提供していこうと考えています。