6d452fc464fb67dd449b325b2976c023_s皆さん、こんにちは。
パーソナリティ障害で生きづらさを抱えている人の多くには、母親との関係で悩み苦しんでいる方々がいます。いろいろなタイプの母親がいますが、その中でも、まったく会話にならない母親というタイプがいます。

こういったタイプの母親を持った子どもは、不幸にも母親に受け入れてもらった経験が少ないので、安定した対人関係が築けなかったり、感情のコントロールが困難であったり、見捨てられ恐怖を抱いていたり、愛情確認をするために、周囲を振り回すなどの試し行動を取ったりと、まさにパーソナリティ障害特有のゆがみが出来上がってしまうことも少なくありません。

会話にならない母親とは?

6cc8d685c2ff7a3f5a41479636322bd7_s今回の投稿では、まず会話にならない母親の傾向について説明し、その結果、子どもがどうなっていくのかどんな気持ちを抱いてくのかを見ていきたいと思います。

では、会話にならない母親とは、どんなタイプなのでしょうか。

例えば、子どもが問題行動(暴言暴力・摂食行動・非行・自傷行為・引きこもりなど)を起こしたとしましょう。

これらの問題行動には、必ず何かしらのメッセージが含まれていることが多く、そのほとんどが両親に対してのメッセージです。

この状況を何とかしてほしい。もっと私を見てほしい。受け入れて欲しい。愛してほしい」などの承認欲求がメッセージには含まれています。

しかし、会話にならない母親の場合、自分のことばかり考えていて、とても自己中心的なところがあります。

c3729386f4ffb152cbe0f5e331180cd7_s子どもの都合は一切考えず、一方的に母親の考えを子どもに押し付けていきます。もし子どもが母親の悪い点を指摘したとしても、決して過ちを認めようとはせず、絶対に謝りません

常に悪いのは、子ども側にあるというメッセージを送り続け、あたかも自分が犠牲者になっていると思い込んでいます。

また、「これだけやってあげているんだから・・・(早く自立しなさい!)」と恩着せがましい所もあります。

外面と家庭内では、まるで別人のように振る舞い、世間体を常に気にしています

外では明るく、悩みなど一切ないかのように振る舞い、家に帰ってくると途端に文句や不満をぶちまけていきます。子どもが母親専属のカウンセラーになっている場合も珍しくありません。

0c2d7d4a1eb62b89006ba57efd5442d2_sこういったタイプの母親を総合すると、親と子の考え方や行動、生活リズムが別々だということを認めたがらない母親と言えます。

深層心理では、子どもを自分の操り人形に作り上げることを夢見ています。そこから少しでも外れた子どもは受け入れられず、自分の理想に見合う子どもを夢見ていきます。

結果的に、自分と同じ考え方や行動、生活リズムを子どもに強制してしまうわけです。

憎しみや恨みを募らせる子ども

002c2d664bff9d97b1f64615db410fc5_s一方、子どもは、自分勝手に振る舞う母親に対して、憎しみや恨みをつのらせていきます

親の期待に答えるために、こんなにも努力してきたのに・・・」と、頑張ってきた自分を受け入れてもらえない母親に強い怒りを抱き始めます

当然、子どもが必死に自分の思いを母親に伝えたところで、聞く耳はありません

むしろ、「あなたが悪いからでしょ!」と倍返しでかえってきてしまいます。

それを繰り返しているうちに、子どもは自分の気持ちを表現することをあきらめ、本来母親へ向くはずの怒りが自分自身へ向かい数々の問題行動に表れてくるのです

ddc027d6b149b12095903e35e4d29e74_sそして、精神疾患という名の元に、母親への復讐が始まるのです。

大なり小なりパーソナリティ障害者を抱える母親の多くは、本当の意味で子どもと情緒を通わせた会話が出来ない方が多いです。そして、その母親の元で育った子どもは、自らの体を張って、様々な問題行動を起こし、親に「お前たちのやってきたことは間違っていた!」と訴えているのです。